運営うのて(@lesslabo)、です。
仕事柄、役員の変更登記の資料を作成したりすることが多いですが(そんなに頻繁に役員変わっていいのかな・・・)、役員になる方に、「本人確認資料の提示」をお願いする必要があります。初めてだと、「え?お願いした物と違うのがでてきた・・・」なんて事が良くあるので、テンプレート作成したのでシェアしたいと思います。
役員就任時の本人確認資料って何?
役員就任時には、法務省のページにも記載があるとおり、以下の種類の書式一式が最低必要です。
- 登記申請書
- 株主総会議事録
- 就任承諾書
- 本人確認資料 ←今日はこの話
ただ、この本人確認資料って、人によって感じるレベルが異なるので、担当者としては困りもの。
だったら、この通りにしてってテンプレート作ればいいよね
上の画像の様なものを作ってみました! できあがりは、以下のような感じでしょうか。(見本花子さんかわいいですね)
これに、氏名と認め印(代表取締役は実印)を押して、総務に持ってきてくださいねって言えば、間違いないですね。今まで、10人くらいの役員の方にこの方法でお願いしてますが、一度も間違ったことはありません!
参考文献は?
法務省ホームページに書いてあることを、ほぼそのままコピペして、これに貼るように渡しているのでまず、間違いはないです。
《取締役等の「本人確認証明書」の例》
○住民票記載事項証明書(住民票の写し)
個人番号が記載されていないものを使用してください。○戸籍の附票
○住基カード(住所が記載されているもの)のコピー※
○運転免許証等のコピー※
(※裏面もコピーし,本人が「原本と相違がない。」と記載して,記名押印する必要があります。)○マイナンバーカードの表面のコピー※
(※表面(氏名,住所,生年月日及び性別が記載されている面)のみをコピーし,本人が「原本と相違がない。」と記載して,記名押印する必要があります。)なお,市町村長から交付される個人番号の「通知カード」は,本人確認証明書として使用することはできません。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00085.html
これを使用するときに気をつけることは?
運転免許証などのカード式の場合は、この貼付票を下敷きにコピーする必要はありません。
免許証の裏表だけコピーしたものを、この貼付票にチョキチョキして貼り付けても問題なしです。
また、割印は必要ありません。
逆に2枚以上にわたる書類。たとえば、
運転免許証の表コピーで1枚、裏コピーで1枚、そして、「原本の写しに相違ない」という文言で1枚など計3枚(使う人はいないと思うけど)の場合は、契印(3枚が1連の書類だよという割印のようなもの)が必要になりますのでご注意ください。
以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。以外と長くなってしまった。
コメント