【税務署に聞いてみた！】副業の売上がほぼ0円でも青色申告でいいのですか？

こんにちは！副業サラリーマンブロガーの草野です！

昨年意気込んで副業のために開業届と青色申告承認申請を提出し、無事申請自体は認められたのですが、事業自体がコロナやら本業が忙しいやらで売上としては微々たる金額でした。
そんななか、税務署から「申告に関するお知らせ」が届き、「申告の種類」が「青色」と記載されていたので不安になって税務署に確認してみました。

青色申告のメリットは？

よく言われているのでご存知の方は多いと思いますが、

1. 最大６５万円の控除（所得から差引く）が受けられる→所得が低く抑えられる
2. 損失が３年（個人）繰り越せる→開業当初は儲からないことも多いから損失を翌年以降にカバーできる
3. ３０万円までの資産が特例で一括減価償却できる→普通は１０万円以上なので、事業用にパソコンなどを買っても当年度に費用計上ができる。

これらを利用することで、同じ経費でも白色申告より多く計上できたり、所得も低く抑える事ができるのがメリットですね。

売上０円の青色申告でなぜ不安に？

この記事の中で、

形ばかりの副業を行い、税金還付を受ける者が続出すれば、税務署もそれを摘発するようになるだろう」と予言していたが、実際、2013年に東京地検特捜部は、サラリーマンやOLを相手に「脱税セミナー」を開催していた男を、確定申告の開始前日に逮捕。その後、執行猶予付きの実刑判決が出た。

J－CASTニュースより一部引用

このような記事がでて、どのように「形ばかりの副業」と認定されるんだろうか。青色申告を否認されるんだろうと思ってしまいました。
０円の売上で、経費だけ（といっても適切な）ものがあったら脱税認定されるのかな？とか不安になってしまいました。ネットで検索してもあまり出てこないので、わからなければ税務署に聞いてしまえ！と思い連絡してみました。

税務署の見解は？

筆者草野の就労環境

見解の前に筆者の状況です。
筆者の場合は、ベンチャー企業で総務人事部長兼財務部長をしています。（肩書はすごいけどねぇといつも思いますが・・・）なので、給与収入が大きな柱で入っています。

そして、副業でこのブログの収入、外部のコンサルタントの収入が微々たるものであります。実際は、年のかなり終わりの方で始めたので収入の方としてはほぼ無し状態です。

税務署に電話してみました

１～３月にかけて、確定申告用の回線が設けられているので以下のリンクから近くの税務署に電話してみました。（税についての相談窓口｜国税庁）

と、私のつたない質問にも励まされつつ回答頂きました！副業でも営業をしていて、帳簿も適切につけていれば問題なさそうです。国税の方ありがとうございました。

最後に聞いた、帳簿つけてないけど青色申告にしたいという方が結構多いという情報にびっくりです。青色申告はデメリットではないですけど、損益計算書や適切な証憑の管理などが必要なので、その管理に応じた控除だと思ってない方も多いのですね。

今年の経費はクラウド会計利用してみます！

今までは大した経費もなかったので、手管理（Excel）していたのですが、今年に入っていくつかお声がけも頂いているところもあるので、請求書とか色々大変そうなのでクラウド会計を導入しようと思っております。

また別途記事にしてご紹介できればと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。