筆者の草野(@lesslabo)です。
サイトなどに登録するアドレスは、怪しいなと思ったら(そんなサイトに登録するのもどうかと思うのですが。。)あまり使わないメールアドレスを登録するようにしています。案の定、今月も何通かSPAMメールが来ているので、一部ぼかしながら公開して詐欺などにあわないように注意ポイントとともに紹介します!
SPAM1:11/03受信 三井住友カードを騙ったSPAM
件名:<重要>【三井住友カード】ご利用確認のお願い
送信元アドレス:soo@xxx.org
リンク先をクリックすると、「https://www.smbc-xxx.best(一部隠しています)/」につながります。
SPAMのチェックポイントとして、
●文章としてはあまりおかしくないし、文面だけ読むと本物っぽいのですが、アドレスが「https://xxxxx~.best」とbestドメインなどというものを使うことは無いですね。
●ここまでしているのに、送信元アドレスが、全く三井住友カードとは関係のないところがアウトですね。
●ただし、三井住友カードの本社住所は正しいのでなんだか信頼しそうです。。。
SPAM2:11/13受信 楽天を騙ったSPAM
件名:お支払い方法の情報を更新
送信元アドレス:order@rakuten.co.jp(送信元アドレスを詐称しており、rakuten@xx.netから送信されていました)
リンク先をクリックすると、「https://rakuten.co.jp.rakuten.xxx(一部隠しています)」につながります。
SPAMのチェックポイントとして、
●「残念ながら」で始まる文章は日本では行わないと思います。
●リンク先が少し手がこんでいますが、「rakuten.co.jp.rakuten.xxx」と楽天のページを匂わせるアドレスになっていますが、co.jpのあとにさらにrakutenと2重に名称を重ねる事はまずしないですね。
●緊急時の連絡先が、「(01)-50-5830-6860」とそれっぽく書いてありますが、アメリカにつながるようになっています。
参考:電話番号015058306860は注意が必要な電話【犯罪系】 (telnavi.jp)
SPAM3:11/30受信 Amazonを騙ったSPAM
件名:Amazon. co. jp にご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)
送信元アドレス:Amazon(dxx@Amazon.co.jp)
リンク先をクリックすると、「https://amazon.co.jp.XXXXX.cn/(一部隠しています)」につながります。
SPAMのチェックポイントとして、
●「無許可」という文字が「無许可」と中国文字になっている。
●「あなたのAmazonはセキュリティ上の理由でロックされています。」と記載があるが、別にAmazonは私のものでは無いので、正しく?記載すると「Amazonアカウントは」ではないでしょうか。
2020年11月分まとめ
11月は筆者に届いたSPAMの件数が少なくて、日本語の間違いも少ない高品質?なSPAMメール(迷惑メール)が送られているように感じました。
数は少ないですが、ぱっと見ると本当の警告のように見えて焦ってしまい、間違ってクリックしてしまうことがあるかもしれません。ただ、よく見るとなんだかおかしいなあとか、日本語変だなとか思うものも多いと思いますので、クリックする前に一度全体を見直してみるのが一番ですね。
年末、クリスマスシーズンになるとまた増えるのかなと思ってますので、随時更新します。
nikkeiライフスタイル「怪しいメールの対処法 焦ってURLにアクセス厳禁(2020/11/7掲載)」記事が掲載されていました。筆者のサイトのような注意点をよりわかりやすく書いてあるので、不安な人は記事を見てみるといいかもしれません。
それでも、そもそも迷惑メールが来ているかどうかを判別するのがおっくうな場合は、セキュリティソフトを導入する事も一つの防衛手段です。
一回購入すると良くあるセキュリティソフトだと毎年更新手続きをしないといけない、更新料が一切かからないセキュリティソフトもあるのですが、意外と(っていったらいけないですが)高機能のソフトもあります。ソースネクストの「ZERO ウィルスセキュリティ」などは有名なソフトですね。
これ一つで、ウィルス対策、迷惑メール対策、個人情報保護対策などを1回購入すればもうずっと自動更新してくれるというのは非常に安心できます。そんなに高い金額でもない(記事作成点で税込1,980円)ので持っておくと安心です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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